婚約指輪を買いに行くの巻
どうも!ハゲキンや!
先週婚約指輪を買いに行ってきたで!
婚約指輪
婚約指輪といえば給料の3ヶ月分以上のモノをと言われたのも遥か昔。
このご時世、指輪にそんな大金をかけるような人は少なくなったんちゃうやろうか?
てかたかが指輪にそんなにお金をかけてられるか!
ダイヤなんてただの炭素やんけ!
こちとら結婚を諦めかけてから急ピッチでの交際、婚約やから金がないねん!
いや、しかしおもろい話や。
原子、特に炭素ってさ、結晶構造が違うだけでダイヤになったり黒鉛(鉛筆の芯)になったりするんやで。
原子の並び方が違うだけで、色も性質も全然違うねん。
理科って面白いよなあ。
......あ、久しぶりに話が逸れてしもたわ。
とまあ言い訳はおいといて。
実際、愛する嫁(仮)には好きな指輪、欲しい指輪を選んで欲しいというのが男心っちゅーもんや。
みんなもそーやろ?
俺だってもちろんそーや。
だから俺は指輪選びに関しては一切何も言わへんかってん。
いくらまでって言ったらほんまに欲しいの選べへんと思ったからさ。
まあでも今にして思えば、いくらまでって言っといたほうがよかったかもしれへんわ。
全く予算がわからへんかったら、気を遣って逆にほんまに欲しい指輪を選べへんかもしれへんしな。
お金に関する気遣いってほんまに難しいよな。
ダイヤの4C
ちなみに婚約指輪にはダイヤがついてる。
絶対かは知らんけど。
ここからは俺が購入に向けて勉強した自己解釈で簡単に書くから、正確に知りたかったらジュエリーショップのサイトで調べてな。
で、ダイヤはいわゆる4Cで価値が決まってるねん。
まあ簡単にゆーたら綺麗に輝くええダイヤほど4Cが高いってことやねん。
その4Cってのはな、Carat(重さ)、 Clarity(透明度)、Color(色)、Cut(形)の頭文字をとって4Cや。
Carat(重さ)
まあそのままや。
大きさと言ってもいいかもしれへんけど、原石が大きければ大きいほど価値が高い。
中学校でダイヤは硬くて脆いって習ったやろ?
脆いっちゅーことは厳しい自然環境の中でパリパリ割れてしまうんや。
だから大きいまま取れること自体が少ないから、大きいほど価値が高いんや。
Clarity(透明度)
結晶っちゅーもんはな、成長過程でどうしても歪みが入りやすいねん。
これも小中学校で習ったやろ?飽和水溶液でミョウバンの結晶作ったやん?
綺麗に透明に作るには、できる限りの不純物を取り除き、ゆっくり温度を下げて、安静にしとかなあかんかったやん?
つまり、すごい恵まれた条件下じゃないと透明度の高い結晶、ここではダイヤはできひんっちゅーわけや。
だから透明度の高いダイヤは価値が高い。
Color(色)
これもClarityと通ずるところがあるんやけど、本来ダイヤは無色透明のはずなんやけどな、不純物を全く含んでないかと言うとそーでもないねん。
だから不純物の影響でほとんどのダイヤは多少色がついてるんや。
ちゅーことはやで、不純物の極めて少ない、もしくは全くない(存在するのかは知らん)ダイヤは限りなく無色透明なんや。
どうや?もうわかったやろ?
色の付いてないダイヤは不純物が少ないねん。
そりゃ価値が高いはずや。
Cut(形)
上の三つはダイヤ自体の価値やけど、Cutに関してはちゃうねん。
ダイヤの原石からCutするのはダイヤ職人や。
つまりダイヤ職人の腕によるのがこのCutや。
ダイヤもカットの方向ややり方次第で輝きが変わるんや。
中学生の時に虹(プリズム)の仕組み習ったやろ?
光を屈折させて分光する。
理論的にカットしてるのか、感覚的にカットしてるのかはわからへんけど、要は綺麗にキラキラさせるカットができてるダイヤは価値が高いっちゅーこっちゃ。
理論的にカットの方向わかっても、その通りカットできるかは別の話やしな。
やっぱ職人さんの腕にかかってるな。
ん?
今時機械でやってるやろ?
しらん!!
スポンサードリンク
婚約指輪候補
嫁(仮)はインスタグラムをやっててさ、とゆっても見る専門な、時々流れてくる指輪の広告に気に入ったのを見つけたみたいなんや。
もともとブランド物には興味のない嫁。
見せてくれた広告は初めて聞くようなブランドのやったわ。
でな、俺の嫁(仮)のいいところはな、俺に負けず劣らずの即決思考やねん。
俺はチキンメンタルのせいで迷いが生じて即決できひんこともあるんやけどな、嫁(仮)はほんまに気持ちいいくらい迷いがないねん。
だからこっちが不安になったり、気持ちを疑ったりすることがないねんな。
俺は嫁(仮)のそんなところにしびれるし憧れるし好きやねんな。
まあ後々お互いが衝突しそうな性格ではあるけどな笑
そんな嫁が早々に2種類に候補を絞ったとかゆーから、じゃあ直接見に行こかってことで店に行ったきたわけや。
道中、俺は何気なく「気に入らへんかったら他にも見に行かなあかんし、結構歩くなあ」て言ったらさ、「いや、他には行かへんで。そこのやつがいいし。」て、これまたかっこよく言うわけよ。
ほんまに
そこにしびれるあこがれるーー!!!
婚約指輪選び
そのブランドの店舗は京都の河原町にあってな、こじんまりとしたお店やった。
席に通されて、彼女がインスタのこーゆーのがいいと言うと店長さんが奥から彼女に似合うサイズの指輪をいくつか持ってきてくれて、目の前に並べてくれた。
ちなみに彼女が欲しいのは、ダイヤ一粒がポーーーンて乗ってるタイプ違って、リングに小さいダイヤがいっぱいついてるやつな。
俺は、もちろん、心臓をばくばくさせて値札を見る。
(!?ひ、ひゃくまん!?)
(い、いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん.....)
(ひ、ひゃくまんちゃうやん!じゅうまんやん!よかった〜)
そう、奥から持ってきてくれたのは10万円〜20万円くらいのお手頃価格の婚約指輪。
俺はさ、ダイヤってでかければでかいほどいいと思ってたからな、流石に安すぎると思って「もっとダイヤが大きいのはないんですか?」ってきいたんや。
すると店員さんは
「あるにはあるんですけどね、彼女さんの雰囲気と好みからこれくらいのサイズがちょうどいいと思って」
なるほど。
ダイヤは大きければ大きいほどいいってもんでもないんやな。
彼女の雰囲気や見た目、好み、全てを考慮して指輪は選ばなあかんのや。
実際、彼女が一粒ダイヤを選ばへん買ったんも、自分で似合わへんと思ったかららしい。
なんて俺は浅はかなんや、バカなんや、ハゲなんや.....
なんか色々と勉強になりました。
世の男性諸君、指輪はダイヤのサイズちゃうんやで。
トータルバランスなんや!
よかったな!!
で、結局購入した婚約指輪は10万円もせーへんかったんや。
シルバーリングにダイヤの粒がついてるやつやねんけど、サイドの部分がむき出しのやつでな、サイドからもダイヤが見える分キラキラ感はあるんやけど、やっぱりダイヤが取れるやすいらしくに常用には不向きみたいや。
俺は指輪に限らずモノってもんは使ってなんぼやおもてるからな、値段も安すぎたっちゅーのもあって彼女に提案したんや。
「これはパーティとか用にして、普段使いできるのも買ったら?」
とゆーのもな、指輪選んでる時にさっきのやつとピンクゴールドのリングにダイヤが入ってるタイプとで悩んでたんや。こっちはダイヤがサイドも囲まれてるから常用できそうなやつな。
「え!?いいの!?」
彼女は嬉しそうにまた指輪をじっくり眺めはじめた。
スポンサードリンク
婚約指輪購入
結局、婚約指輪を2つ購入。
総額はたったの15万円ほど。
2つ買っても俺の想定してた金額の3分の1や。
なんて良心的なんや!
リングに有名な文字列(◯ガリとか◯ニー)が刻まれてないだけでこれだけ安くなるんや。
結果論やけど、そもそもダイヤの4Cとかブランドにこだわるような嫁(仮)やったら俺はこんなに早くに結婚を決めてなかったやろうな。
こーゆー堅実で自分の意思や意見を大事にする嫁(仮)やからこそ俺は好きになって結婚を決めたんや。
ほんまにほんまに
最高の嫁(仮)や!
結論
婚約指輪は4Cが全てじゃない!!!
あ、でも箱パカプロポーズするなら4Cは大事かもな。
やっぱインパクトが大事やしな。
婚活の行方が気になった方、続きが気になった方、変な奴やと思われた方、どんな方でも少しでも興味を持ってくれたんやったらぜひ読者登録してな!